マイケル・ジャクソンがついに豪邸「ネバーランド」の所有権を
失ってしまったそうで。
先日詐欺で逮捕されてしまった小室哲哉氏といい、80年代・
90年代を夢いっぱいに駆け抜けた人達が2000年代をあとわずか
乗り越えられなかったってのは、なんかこう・・・虚しいと言いますか。
転落の仕方が激しいのもお金の使い方が尋常じゃなかったのも、
両者の共通点として挙げられるんですかね。
メディアにはあまり表立っては出てきませんが、この2人に
もうひとつの共通点があるとしたら、「扶養家族が多い」ということが
挙げられると思います。やっぱりねー・・・大金を生み出す人の
周りには、色んなのが寄ってくるんですよ、言葉巧みに。
そしてお金が生み出せなくなったと判るや否や、さー・・・っと音を
立てて居なくなるという。
そうだとしたらマイケル・ジャクソンも小室哲哉も、あれだけたくさんの
観客に囲まれ騒がれた一方で、どれだけ冷ややかな孤独を感じて
いたんだろうね。
ま、それにしても児童ポルノや詐欺はいけないんだけどね(苦笑)。
アーティストってある意味本当に『ギリギリの仕事』だと感じることが
あります。売れるまでは本当に大変です。しかも売れる保障はありません。
ある程度のプロダクションに所属出来たとして給料をもらえたとしても、
月8〜10万円なんてザラです。まあ・・・家賃はこれと別に負担してもらえる
場合もありますが、いずれにせよバイトするか仕送りでも貰わなければ
正直そんなに余裕のある生活が出来るほどラクじゃありません。
しかしステージに立ってオーディエンスに騒がれる興奮を一度覚えて
しまうと辞められなくなる。一度でも売れてしまってその快感を覚えて
しまったら、もっと辞められなくなる。ある日突然自分の口座に、それまで
見たことの無いケタの金額が入金されるわけです・・・そして一歩外へ
出れば、自分を見てざわめく人・人・人。
こうしたことがよく「麻薬」に例えられますね。一度覚えたら、辞められなくなる。
今日、ある若手バンドのメンバーからメールを貰いました。
8年間頑張って来たけれど、ついに年内で解散して、自分は田舎に帰り
地元で就職をすることにしました、と書いてありました。
君は立派です。
よくそこまで頑張り、よくここでその決心をしたよ。
ここからまだまだ、人生は続きます。
バンドで頑張って、でも今までまったく陽の目を見れなくて
田舎に帰ることを決めた今
実はまだ心のどこかに悔しさがあるのかもしれないけれど、
そんな君を、誰もカッコ悪いとは思わないはずです。
人生が80年あるとして、君はそのうちの8年ものあいだ
一生懸命に「大好きなもの」を追いかけ続けたんですから。
これからまた、違う何かを追いかけ続けるカッコイイ君の日々が
続くことを願っています。
そんな返信を送ってみました。
・・・ちょっとカッコ付け過ぎたかもしれませんが(笑)
正直な気持ちでした。