作詞家・音楽プロデューサーのMINAMI KAZUHOが仕事に関係なく書き綴る音楽と社会批評のブログ。
ネットでこんなニュースを発見↓

岐阜市立女子短大の学生が今年2月、研修旅行で訪れたイタリア・
フィレンツェで、世界遺産に登録された大聖堂の壁に落書きしていた
ことが観光客の指摘で発覚、短大側が大聖堂に謝罪していたことが
24日、わかった。

市立女子短大によると、生活デザイン学科の1年生が2月18日、
学校主催の研修旅行で訪れたフィレンツェで、「サンタ・マリア・デル・
フィオーレ大聖堂」を友人5人と拝観した際、見晴らし台の大理石の壁に、
油性ペンで学校名の略称や6人のニックネームを落書きしたという。

大聖堂を後日訪れた日本人観光客が3月、落書きの写真を添付した
メールを短大に送り問題が発覚した。学校の調査に、学生は「初めての
海外だったので記念に書いた」などと釈明。ほかの5人も傍観していたと
して、短大は6人と引率の教員2人に厳重注意した。(共同)


どあほ過ぎです。常識無さ過ぎです。
しかし学校サイドも厳重注意だけかよ、とついつい思ってしまう。
退学だよ、こんなもん。この短大の在校生・卒業生・関係者だけでなく、
日本人全員に迷惑かけたんだからさ。「うっかり」じゃないんだぜ?
学校関係者、もっとしっかり処罰したほうがいいんでないの?

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世間を震撼させたいわゆる“秋葉原通り魔事件”で、
犯人の両親が記者会見を行った。

この両親、僕はとても立派だったと思う。

犯人は25歳。成人だ。
勤め人、つまり社会人でもあった。
学生じゃない。ましてや、未成年でもない。
そんな成人男性が引き起こした事件だ。
余程のことでも無い限り、
両親に責任など無いと、僕は思う。

記者会見の中で、ある記者が投げかけた質問に
僕は怒りを覚えた。

『両親として、止めることは出来なかったのか?』

愚問だ、と思った。
もし犯人が普段から、もしくはこの事件の前に
両親に対して犯行をほのめかしていた事実でもあるのであれば
この質問はされても構わない。
しかし今時点で、そのような事実は出てきていない。
ただ、親だから・肉親だからと言って
今時点で誰がこの両親を責められようか?

子供は確かに両親の影響を大きく受けながら育つ。
しかしそれだけでは無い。

家族以外の人間、然り。
書籍や映画など、然り。
インターネット、然り。
人間は、様々な情報と思想に影響されながら成長してゆくものだ。

未成年者を持つ親には親としての、子への監督責任がある。
しかし成人した段階で、それはもう無いだろう。
余程問題のある子で無い限りは。

僕は、今回この質問を記者会見で投げかけた記者が
記者として存在していることに怒りと不安を感じる。
心配だ。
メディアに携わる者は、自分達の社会への影響力が如何に大きいかを
必要以上に理解していなければならない。

インターネットという、不用意な人間ですら世間に対し
一メディアとして情報発信することが可能な時代であるがゆえに、
本当のメディアの人間は、気をつけなければならないのだ。

この両親はこれから、まさに地獄絵図の中を生きてゆく。
自らが血を分け与えた息子が、多くの人を殺めたのだ。
外に出ればメディアに追われ、ご近所に顔向けすることも出来ず、
笑うことも許されない毎日・・・想像するだけでも地獄だ。
そんな中で1人の思慮の浅い記者が投げかけた一つの質問が
テレビメディアを通じて報道されてしまったのだ。
あれを見て、深く考えもせずに「そうだそうだ」と同意してしまった
人間が1人でも居たとしたら、この記者は一体どれだけの無意味な罪を
犯したことになるのだろうか。

おそろしい時代は、一体どこまで続くのだろう。
 

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2000年11月。インターネット上のBBSで、「2036年から来たタイム
トラベラーである」と自称する男性からのカキコミが始まった。
彼は自らをジョン・タイターと名乗り、1998年生まれであると告げた。
彼からのカキコミはその後約5ヶ月間続き、近未来で「起こった」様々な
出来事を綴った。

フィクションではありません。
知っている人は知っている、知らない人はぜんぜん知らないでしょうね。
ジョン・タイターに関する情報はコチラをご覧下さい(Wikipediaへジャンプします)。

彼がネット上に書き残した「未来で“起こった”出来事」の中に、
「世界オリンピックは2004年度が最後になり、2040年にようやく復活する」と
いうものがあります。2004年は前回開催されたアテネ大会。その4年後である
今年2008年・・・夏に開催予定の北京オリンピックが、現在チベット問題を主な
理由に大きく揺れ、平和な開催が危ぶまれています。そして、
国々を繋いで行われる聖火リレーは、様々な反対・阻止行動にあっています。

ジョン・タイターが本当に「未来からの訪問者」だったのかはわかりませんが、
彼が書き残したように、今年から数十年の間、オリンピックは開催されなく
なってしまうのでしょうか?

ところでこの、現在世界中で活発化している「北京オリンピック阻止行動」。
なにかこう・・・僕には腑に落ちない部分があります。

きちんとした理論と信念と裏づけに基づいた抗議行動をしている人々の外側で、
ただ情報を鵜呑みにし、集団ヒステリック的に行動する人々の数が世界レベルで
急激に増加しているように思えてならないんです。そんなことありませんか?

人は何かひとつのきっかけで、盲目的集団行動に走り勝ちな生き物です。
わかりやすいキャッチコピーで扇動され、集団心理でパニック行動を起こしやすい。
何か商売上のことであるならばまだ許されますが、これが「社会行動」の範囲での
ことならば・・・行動に走る前に、まず情報の真偽を見定めなければなりません。
その上で自分が「是」と思うなら、行動を起こせばいい。社会行動をする場合、
その行動には「信念」「責任」「裏づけ」が伴わなければいけない。僕はそう思うのです。

本当にチベット問題を解消したいと思うのであれば・・・この問題を根本的に解消
できる方法・道を編み出し、活動しなくてはならないのでは?と僕は思います。
そしてそれよりももっと大事なのは、実際チベットの方々が本当にどうしたいと
思っているのか、その民意を尊重しなければならないということです。
聖火リレーの阻止行動は、単なる「抗議行動」にしかなり得ません。抗議行動を
起こすこと自体は悪いことではないにしても、それは根本的な「解決」とは
なり得ないし、何より「力づくの抗議行動」は得てして、無駄な血を流すことに
つながり勝ちですから、議論の相手に対してこちらが付け入られる要素を与えて
しまうことにもなり得てしまいます。

ジョン・タイターの書き残した近未来。もしもその通りになってしまうとしたら
今後約10年の間に世界は大きく変わってしまうようですが・・・
過去の史実にもあったように、それはすべて、人間が間違った社会行動をした
結果なのではないでしょうか?

僕がつい最近になって知った事実で、こんなものもありました。

京都議定書で各国別に定められた温室効果ガスの削減目標。この目標を
達成出来そうに無い企業が、ラクラク達成し余力のある企業からその余力分を
取引して買い取ることで、クリアしたことにしてしまおうという動きが活発化して
います・・・「排出量取引」なんて言葉とシステムが、いつの間にか出来上がっていた。
国際的に地球をクリーンに戻してゆこうと高らかに謳った京都議定書は結局、
「金を払えばやったことにしてOK」なんて、茶番にもならない結末になっているのです。
*京都議定書に関してはコチラ(Wikipediaにジャンプします。排出量取引の説明もアリ)。

世界レベルで、人間という生き物は本当におかしくなっている。
そんな気がしてなりません。

ジョン・タイターに興味を持った方には、こんな書籍も出ています↓
こういうものに「予言」という言葉を使うのはどうかと僕は思いますけどね(苦笑)。

未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック)未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック)
(2006/09)
ジョン・タイター

商品詳細を見る

 

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怖いね、人は。
いえ、もちろん僕も人なんですけどね。

人類は、
直立二足歩行することで手が使えるようになり、
火を操ることが出来るようになり、
言葉を使って他人とコミュニケート出来るようになり、
文字を使って考えを伝え広める術を身につけ。

そして人類は、
お金という概念を発明してお金に踊らされ、
組織・使役という概念を発明して要らぬプライドに踊らされ、
武器というモノを開発して他人に恐怖を与え、
自らの内に肥大する欲を正当化出来る概念を生み出し続け。

・・・そして人類は、
いまだもってたった100年前後のうちに、土に還る。

いいですか?
人間はもともとそんな立派な生き物では無いはずです。
火を操る・言葉を操る・二足歩行する・文化を創る
だからと言って、他の生物より優れているだなんて、
そんなアホなことを本気で思ってはいけません。

国という概念だって、人間が勝手に作ったものです。
この世の中で「常識」と呼んでいるもののほとんどが
過去この世に居た人間が勝手に作ったものから始まっています。

偉人、という概念があります。
偉人、と呼ばれる人達が居ます。
でも、その人達は本当に全員が偉人なんでしょうか?

アインシュタインは今でも天才として名を残しています。
でも人間である以上、間違いは起こす。
彼が居なければ、あるいは彼を悪用する人が居なければ
原子爆弾などという恐ろしいものはこの世になかったかもしれない。
彼を利用したのは、戦争を使って利権と金を征服欲を充たそうと
目論んだ一部のアホな人間と、そのお零れにあずかろうとした
もっとたくさんのアホ共です。

赤福?亀田親子?段ボール入り肉まん?やらせ?

現代に起こるウザイ事件の大半は、人間が勝手に作った概念の中で
利権と金と私利私欲を狙い群がる人たちの矢面であり犠牲であり
そしてまた当事者でもあるだけのこと。

ニュースの一つ一つの表面的なことに踊らされてはいけない。
その裏側に流れるもの・・・つまり原因は、すべて人間の
くだらない身勝手な「概念」に踊った結果でしか無い。

僕は個人的にこう思う。
資本主義の役目は、もう終わったのではないんだろうか?
何か概念を作り、その概念に沿ってしか生きられない生物が人間で
あるならば、資本主義に代わるこれからの時代に則したシステムを
作る時期が来ているのではないでしょうか?

まあたまにはこんなことをひとり考え、
夜更かしをするのも悪くない気がする。
 

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実は健康の問題もあった、という報道も出ているようですが
「突然の辞任にビックリ」的な論調がほとんどですね。
確かにきっと多くの人がそう思ったのではないかと思います。
なんでかと言うと、それは「みんな本気で政治のことなんて
気にしていないから」。

ちょっとイジワルかつ厭世的な書き方でしたね。失敬。。
でもね、これ、当たらずも遠からずだと思うんですよね、実際。

僕ももちろんそういう内の1人であるという自己認識を踏まえた
上でのことですが、多くの人間って、世間が注目する何かが
起こるとワ〜っと寄って来る。ブーム、ってやつです。
流行(はやり)と言ってもいい。

ところがブームは長続きしません。特にここ最近の流行り廃りは
サイクルが早い。TV・新聞などのマスコミからネットの中での
一般人の書き込みまで、寄ってたかってバカみたいに毎日その
ことばかりが報じられる数週間があったかと思いきや・・・
その現象に何か一つ区切りのようなものがあった途端にぱったり
収束する。もう誰も口にすることも、興味を持つことも無くなってしまう。

あのさ、ビリーズ・ブート・キャンプってもう話題にならんでしょ?
誰かが口にしたとしても「お前、まだそんなこと言ってんのかよ」って
心の中で思っちゃったりするでしょ?
ビリー来日で盛り上がりは最高潮を迎え、帰国したら収束。
まさにティピカル。

安部総理大臣ネタ・・・これも似たようなものなんだよね。
そもそもは(実はもっと根が深いんでしょうが)過日の参議院選で
民主党大勝&自民野党化から続いた「安部コノヤロー責任とれ
ゴルァ」的な、自民の醜い祭りだったわけでね。

世間の関心は参議院選で民主が勝つの?自民は負けるの?って
いう前半部分に集中しちゃった。で、選挙結果という「区切り」が
付いてしまった途端、世間の大半は関心が無くなってしまっ
ちゃったわけで、普段の関心事から「政治」は薄れた。

だから参議院選後に安部首相やら安部新内閣やらの話題とか
安部是非論がどんなにメディアを賑わしたって、ブーム去り
かけの安部ネタから世間の意識はもう離れかかってたんだろう。
その後の動向もきちんと見ていれば「あー、安部、辞めても
可笑しくないよね」って普通に思うもん。

でも大半の人はそうじゃなかったんで「え、辞めんの?
びっくりー」となってしまったんじゃないすかね。うん。

僕は安部さんも自民も特に支持していませんが、まあなんだ・・・
今回の参議院選後の、安部さんに対する自民のこき下ろしとかを
暗澹たる思いで見ていました。イジメだよね、もはやあそこまで
くると。安部さんももう最近は病的な表情だったもんな。
自殺したらヤバイよなあ、って思ってしまうぐらい。

ここでひとつ、メディアの方に問いたい。
ああいうすったもんだ&醜いイジメを「政治家」と呼ばれる
大の大人の代表者達が展開している姿。あれ、子供やこれから
社会人になるべき若者達に見せて、大丈夫ですか?メディアの
皆さん。。。一国の総理大臣がですよ、選挙に大敗を喫した事で
あれほどまでに「仲間」から叩かれる姿。あれがまかり間違って
大勝でもしていようもんなら、きっと誰も何も言わなかった。
それが大敗した途端「やっぱりあの人は器じゃない」だってさ。
「選挙に負けたのは安部さんの支持率の低さのせいだ」だってさ。
すごいよなー、その身代わりの早さが。ちっとも自分の言動に
責任を持っている政治家が、少なくとも今の自民には居ないと
言うことを自ら暴露してしまったようなもんじゃないすか。
「語るに堕ちる」とはまさにこのことだね。

もう今夜のニュースでは「誰が次の総理か」なんてやってて、
安部さんの健康問題を心の底から心配してます的な報道なんて
今のところ一つも見てないもの。
大丈夫かね、日本。
確かに総理大臣としてはちょいと弱い人だったけどさ、じゃあ
お前やってみろ、って言われたら出来るかい?
人間はそんな器用には出来ちゃいないし、だからこそ周囲が
手助けしてやんなきゃいけないところを、みんなでこぞって
揚げ足取りに走って、誰も安部さんに「ご苦労様でした」なんて
気持ちを持っていない。最悪だよね、これ。

「敵に塩を送る(贈る)」という言葉があります。
僕はこの言葉がとても好きです。

16世紀に起きた川中島の決戦。
武田信玄と上杉謙信が5度に渡って戦を繰り広げたものです。
このとき武田軍は北條氏と今川氏の策略にかかり、前線に
食料を届けるための経路を絶たれてしまった。食べ物が無ければ
前線のパワーはみるみる落ちるのが当たり前。この時もっとも
困ったのは「塩」が届かないこと。塩分が取れないと、人は
直ぐに疲弊してしまう。
これを聞いた上杉謙信。「やったあ」と言うと思いきや
「争うべきは弓箭(ゆみや)にあり、米・塩にあらず」と言って
自らの敵である武田信玄に対して塩を送ったという話。

諸説見るとどうやらこれは証拠が一つも無いので作り話なんじゃと
いう見方が有力のようです。
でもね、この精神、すごく良いと思う。人間くさいじゃん。
こうありたいじゃん。

少し設定は違うけど「罪を憎んで人を憎まず」という言葉もある。
昔から日本にはこんなイイ言葉が他にもたくさんあって、
これが道徳だったんだよ。美徳だったんだよ。
人間にとって、いちばん大切にすべきことだったんだよ。
「美しい国」ってのはね、実はこうした道徳をもう一度日本人が
取り戻すことからでなければ始められなかったんだよ、安部さん。
 
・・それがいつの間にか「そんな甘いこと言ってる場合じゃない」
っていう風潮が支配的になってしまってる現代日本。
世の中の大半の人がよくわからない不満を抱え、他人に優しく
出来ない。ヒトサマのメイワクを考えられない。泡沫のような
利益のために平気で誰かの気持ちを踏みにじる。見て見ぬフリをする。
そんな日本になってませんか?

日本、マジでやばいぞ。
こんなキチ●イだらけの国、マジでやばいぞ。

そう思ったりするのです。
 

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プロフィール

mkazuho

Author:mkazuho
MINAMI KAZUHO(南一帆):音楽プロデューサーとは別名義の南一帆(MINAMI KAZUHO)は作詞家としてのペンネーム。最近はプロデュース業が忙しく、ゴースト以外は全然書いてないかも(笑)。代表作は「いま あの風になれ/渡辺直由(花王サクセスCMソング)」「BEHIND YOUR LOVE/湯原麻利絵(テレビ東京・ゲームWAVEエンディングテーマ)」「WHO? HE, WHO?/GUSTY BOMBS(フジテレビ冒冒グラフテーマソング)」などなど。愛煙家だが咥えタバコで歩く人が大嫌い。数年前に前田知洋氏をきっかけにクロースアップマジックに魅せられ、趣味が嵩じた最近は自らプチ・マジシャン中。

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